HOME > ふたばが潜入!製作現場を見学してみた! 【暖簾~本染め~編】
こんにちは!
板橋の販促屋さん 広報担当の 板橋ふたばです。
普段は板橋の販促屋さんで取り扱いのある商品のご紹介をしておりますが、このページでは取扱いのある商品の製作現場のご紹介を致します。
今回はお店の軒先でお店の顔として活躍している暖簾(のれん)の製作現場に潜入してみました。
暖簾の製作方法には大きく分けて2種類ありますが、
今回は暖簾(のれん)の本染め仕上げの工程をご紹介致します。
1. 型製作・型抜き
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暖簾(のれん)入稿用デザインデータのアウトラインに基づいて、実際のデザインのベースになる「型紙」を手彫りで製作します。
「1つのデザインごとに、実際のサイズで丁寧に手彫りで型紙を起こしていくんですね!」
2. 型置き
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型紙を染める暖簾(のれん)生地に配置していきます。
3. 糊置き
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置いた型紙にあわせて暖簾(のれん)生地に防染糊を生地に塗ります。
「この防染糊を塗ることで、染まって欲しくない白の部分をカバーするんですね!」
4. 染色
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暖簾(のれん)生地に反応染料を使用して、刷毛で染めていきます。
「この工程は色ムラが出ないよう等、慎重に作業しなければいけない重要な工程ですね。熟練の技が光ります!」
5. 乾燥
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全ての染めが終了したら、暖簾(のれん)生地を乾燥させます。
「この工程は天候にも左右されるそうで、天候によって納期が前後する可能性がある理由なんですね。」
6. 洗い
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十分に乾燥させたら、暖簾(のれん)生地に残っている余分な色と工程3で塗った防染糊を洗い流します
「一枚一枚、手作業で洗い流すんですね!」
7. 裁断・縫製仕上げ
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染めあがった暖簾(のれん)1枚1枚手作業で、巾や周囲を裁断し、丁寧に縫製を行っていきます。
ここまでが暖簾(のれん)を本染めで製作する工程です!
普段、あまり表に見えない工場内での作業。こうして見学してみると、本染めで仕上げる暖簾(のれん)は、
様々な人と作業工程を経て一枚一枚丁寧に仕上げてられていました。これらの工程を経て出来上がった暖簾(のれん)は、お店の「顔」として活躍するのに相応しい仕上がりになるのは間違いないと思いました!